無職になりました。

 

どうもこんにちは。

ロティです。

 

下書きだけは増えるんですよね。このブログ。

また四か月ぶりに綴りたいと思います。

 

 

今回は「四大卒でありながら、無職」という貴重な経験をしているので、

ノビノビ書きたいと思います。(なんにせよ時間があるんだ)

 

 

 

 

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1月末の中国の旧正月春節を機に世界中で急速に進展しつつあり、ワクチンがない新型のウイルスという、もはや拡大は不可抗力的なそれ―新型コロナウイルス感染症

 

2月からは誰が予想しただろうか、ヨーロッパ地方での急速な感染拡大や、芸能人・有名人が陽性反応が出たという報道につき、世界各国の入国・渡航制限措置が一気に打ち出された。

 

この時期から、私の身の回りでもヨーロッパやアジアに卒業旅行を予定していた友人たちは、旅程をキャンセルしたり、国内旅行に変更するなどを余儀なくされた。

 

また、アーティストのコンサートや企業の合同説明会、卒業式や入学式などの大型イベントが続々と中止となる事態となった。

 

 

 

 

 

そして3月―。

 

大前提として、私はこれから約一年半の間、語学留学とワーホリをする為、4月半ばにカナダへの渡航を予定していた。

 

そう。

就職はしていない。

 

これは半年以上前から決めていて、渡航先の選定をはじめとして、語学学校選びに走り回ったり、セミナーに参加したり、パスポートやビザの取得や、荷物の準備、アルバイトをして貯金するなど、色々と準備をしてきた。

 

「あと少しで一か月を切るぞ!」と張り切って、海外転出届や年金のことなどを考えていたその矢先に、カナダにいる知り合いの女性から、

 

 

 

 

「カナダ人と永住権保持者以外の入国が禁止となりました。」

 

 

 

 

 

との一報が入った。

 

 

思っていたよりも早いカナダ政府の対応に、少し驚いた。

 

そして、ここから悪夢のような二週間が始まる。

 

 

 

 

 

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3月に入ってからは卒業式が中止となった。

他大学では学部授与式だけは開催するところもあったみたいだが、私の大学では全て中止対応となった。

 

 

袴を予約した分は全額返金のようだ。当然だが。

 

 

 

 

そこからは外務省とカナダ政府のHPを訪れていた。

 

何か新しい情報はないか。

 

外務省の渡航制限がされている国の蘭には、カナダが新規で追加されていないだろうか、

カナダ政府は日本ではまだニュースになっていない情報などを発信しているのではないかと、

 

それでも一年半行くのだからそれなりに準備することがあり、ラストスパートでバイトのシフトを沢山入れてもらったり、学生最後に友人と飲み会をするなど、忙しくしていた。それでも

 

 

 

 

 

もしかしたら行けないかもしれない。

 

 

でも行けなかったら、、中止か延期か。

そんな不安を抱きながら、一日一日を過ごしていた。

 

 

 

中止にすれば、一年遅れて、しかも既卒として就職活動することになる。

業界分析も自己分析も全くしていないし、この状態で志望動機はおろか何もアピールできることがない。

 

 

延期にするにしても、いつ渡航できるのか目途がつかない。

一か月先、半年先、一年以上先になるかもしれない。

 

 

 

 一か月、半年ならまだしも、一年待ってもその先に留学できる未来がなかったとしたら、、と周りが社会人としてステップアップする中で置いてけぼりの自分を想像しただけでとても恐怖を覚えた。

 

 

 

そしてカナダから入国禁止との警告を受ける。

 

 

 

 

もしかしたら一か月くらいで解除されるかもしれないから、一週間様子見をしましょうと、語学学校の担当者から言われた。

 

私は途中で観光ビザからワーホリビザに切り替える方法で一年半滞在することになっていたので、10月のはじめまでにワーホリビザで入らないとせっかく取得したビザの有効期限が過ぎてしまうことになる。

さらに語学学校の方では、途中から資格取得コースを申し込んでいたので、その開講時期も一年に2回ほどしかないという状況だったから、余計焦った。

 

 

その時点で、ほぼ世界中の語学学校はオンライン授業となっていて、現地に渡航できたとしても授業が受けられないとのことだった。

 

 

そして、6月30日まで渡航禁止、とカナダ政府の開示があった。

 

 

 

 

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そこからは延期する方向で悩んだ。

約2か月半、先延ばしにすれば渡航できるかもしれない。

少し期間は短くなっても、予定通り実行できる。

 

 

ここで、再度語学学校の担当者から連絡があるが、国を変更するのはいかがですか?

と提案されたときはあまりよく思わなかった。

国を変えたところでだ。

 

 

カナダにいる知人からは、ワーホリできている留学生だけではなく、現地の人ですら仕事を失っている状況です。との報告も頂戴した。

 

 

今自分がいるべきところは圧倒的に母国であることは分かっていたが、、

 

 

 

諦めきれない。

 

 

 

 

 

しかし立ち止まって考えた。

 

不安要素と確定要素を紙に書きだそう。

そして不安要素の方が多かったら、辞めよう。

 

 

 

その結果は圧倒的に不安要素が多かった。当たり前だ。

 

 

 

ワクチンが開発されるのに一年以上かかると言われていること。

そして自分自身が現地で感染してしまうリスクがあること。

もし重症化して、助けてくれる人がいなかったら。

強制送還になったら。

オンラインで行われている授業がいつ解禁するのか。

ワーホリビザで見つかる就業先はあるのか。

資格はとれるのか。

その生活の中で金銭的な余裕はあるのか。

 

 

 

わざわざ挙げないが、他にも小さな不安要素はあった。

 

 

 

 

 

 

 

私タイミング悪いなあと思ったのが、二年前の成人式で振袖業者が当日バックレるという"ハレノヒ事件"の被害者の一人であるということ。

 

 

たまたまなのかもしれない。

 

 

しかし、自分の力ではどうにもならないことが

世の中には沢山あるということ。

 

 

 

 

 

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今ならまだ、ギリギリ就活できる。

大手は無理でも、その子会社とか、既卒で狙えるところはまだあるだろう。

つい去年までは売り手市場だからまだそのくらい感じられる余裕があった。

 

 

 

そこで私は妥協点をあぶり出した。

 

 

 

 

今の状況を相談したバイト先の女性の先輩が、こんなことを言ってくれた。

 

「○○(本名)さんはまだお若いし、時間と余裕があるのであれば、

一回カナダに行ってみて自分の目で確かめて、それでもダメそうなら

すぐに帰ってきてみるっていうのもアリじゃないですか?」

 

 

こんな状況になってよくそんなことが言えるなと関心したものの、考えすぎてしまう私からは発想できないような提案だった。

 

 

 

さすがにその選択はできなかったが、この一言をきっかけに一旦渡航中止をして就活を始めることになる。

3月もそろそろ終わるという時期だ。

 

 

 

 私は元々何事においても長期戦が苦手なので、ここからうまく切り替えることができて就活を始めたというのは自分にとっては逆にいいのかもしれない。

 

 

ここで妥協点について触れていこう。

 

話は全く違う方向へと変わるが、私は何年か前からJustin Bieberのファンであって、今年の5月からスタートするChanges Tourのチケットを購入していたのだ。

 

 

 北米ツアーだったので、留学に行くので丁度良かった。

1月末のアメックスカード会員限定先行販売で購入した。

 

ツアーがたっぷりある分、余裕を持ってチケットを手に入れた。

 

もちろん9月中のカナダ開催の分。

現地で一緒に行く人を探そうと思い自分の分と併せて2枚―。

 

 

9月ならもしかしたらコロナウイルスが収束しているかもしれないから、この際就活を早く終わらせて、入社までの自由な時間の中で、ワーホリビザで入国すればアルバイトで稼いだ貯金で1~2か月のんびり過ごせるし、Justinのコンサートも行けて、海外の現状も知れるし、それがもしかして職があれば半年くらい滞在できるんじゃないか、それでもいいじゃん、うんそうしよう、それしかない。

 

安易な考えだったが、もはやこのくらいの報いがあってもいいじゃないか。

そう思っていた。

 

 

 

しかし、やはりJustinもアーティストとはいえ、一人の人間だ。

つい一週間前に今年開催するツアーの全日程を延期するとの発表があった。

 

 

うん、なんとなくこうなる予想はできた。

カナダに入国ができないと分かった時のショックに比べればすぐに立ち直れた。

 

 

 

 

しかしこの時の私はやはり、メンタルが弱っていて、友達に会っては泣いて、4月1日から社会人だから学生というレッテルがあと少しで終わってしまうという嘆きに全く同調できないのが、少し辛かった。

 

 

そしてその後すぐに、家族からアルバイトを辞めるように言われた。

 

 

 

 

 

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アルバイト先は、自宅からは離れていて日本人:外国人=5:5くらい、かなり外国人が宿泊するホテルだった。

小さいホテルだったが、人間関係は良好だったし、何より仕事が面白かったので、毎日飽きもなく通っていた。

 

 

 

 

就活する間凹むこともあるだろうから、バイト先の人たちと気軽に話すことのできる環境があるだけで救われると思っていた。

 

 

 

 

しかし、やはりこれも新型コロナウイルス感染症の影響で、職場がホテルというのは親からよく思われなくなった。

ホテル業界というのも大変な時期で色々と事情はある為きっかけは伏せるが、4月に入ると突然父親に辞めろと言われ、辞めないと家から追い出すと脅された。

 

 

 

 

メンタルがやられている子どもに対して当たりが強くねーか?と思ったが、従わざるをえなかった。そして即座にマネージャーに電話して、その次の出勤日から欠勤となった。

 

 

 

何日か経って落ち着いたが、やはり活動がゼロになるというのはショックだった。

 

 

 

 

 

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というわけで私は完全なる、その道においては無敵の、アベンジャーズでいうところのサノス、ハリーポッターでいうところのヴォルデモート、スターウォーズに関しては無知、とにもかくにも、仕事何してるの?☆新社会人おめでとう☆て言われたら何も言い返せなくなってしまう系人間、無職。

フリーターですらないんだよな。

まさかこんなことになるとは思わなかった。

それでも自分の決めた道の中で起こったことだ。

 

 

自分のケツは自分で拭く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあて、就活するかあ。

(こんなに時間あるなら自己分析でもやれ笑)

 

 

 

 

 

 

 

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p.s. 3月にこうなれば神頼みだ!と思い、神社に参拝した際、おみくじを引いた。

今まで引いたことのない"大吉"だった。奇跡か!?と一喜。そしてまさに翌日渡航禁止をくらって一憂。こんな時だけ神様を頼ってはいけないんだろうな。でもその一週間後にまた神社で"大吉"引いたけど。今年度は良い一年になるはずダ。

 

 

 

 

 

 

 

今だから分かる【バイト先の先輩が怖い件】

 

どうもこんにちは。

ロティです。

 

 

 

このブログでは日常起こるネタになるかならないかの何気ない事について、

 

グダグダと

 

ダラダラと

 

文章にして書いています。

 

 

 

 

まずは月一投稿から目指そうかな。。。

 

 

どうぞお付き合いください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は大学に入学する前の高校三年生の三月。

 

高校受験が無事に終わり、少しでもお金を貯めようとアルバイトを探した。

 

最初に経験したのは、某ファミレスのホールスタッフという、

 

普通のお仕事だった。

 

 

 

 

ファミレスのサービススタッフは学生で回しいるようなもんだと思う。

 

 

 

 

 

 

土日のピークの混雑具合は異常だった。

 

しかし大学生なら土日に働くのが世の常。

平日は授業でそんなに働けないのだから、土日は稼がなければならない。

 

 

 

 

 

 

アルバイト初日と2回目までは店長がしっかりと研修してくれた。

 

 

 

ピーク時間を避けて研修してくれたので、

 

穏やかに働くことができた。

 

 

 

 

 

それでは研修終わりね、

 

 

 

 

 

という感じで3回目。

その日は土曜のランチだった。

 

 

 

 

 

 

 

当然忙しいので店長はキッチンの中へ。

 

人見知りでまだほとんど知る人がいない中、土曜ランチのカオスに放り込まれる。

 

 

 

 

 

店長「(当時)大学4年生女の〇〇先輩がついててくれるから大丈夫だよ!」

 

 

 

 

 

 

私も「しょうがないやるしかない」と意を決し、

 

女の先輩は何も言わず私のことを監視しているようだ。

 

 

 

 

 

ピークになると名前を書いて席が空くのを待っているお客様が並び始める。

 

そこで重要なのが、"下げ物を下げるスピード"なのだ。

 

 

 

 

まだ見習いなので料理を運ぶことより、指示通りに食事が済んだテーブルの食器類を片付けることに専念する。

 

できる限り頑張って食器を落とさないように、かつ速く下げられるように努めた。

 

 

 

 

 

 

中高と運動部に所属していたので、まだ体力には自信があった。

 

 

 

 

 

 

 

ここで、4つ上の女の先輩が登場。

 

 

 

 

 

先輩「〇〇さん、もっと速くしてくんない?」

 

 

 

 

私「!?」

 

 

 

 

 

 

 

しばらく監視していた先輩が息を漏らすように、"速くやれよ"的な事を言ってきた。

 

 

 

 

 

 

私「はい、すみません!」

 

 

 

先輩「すみませんじゃなくて、後ろ詰まってんだからさとりあえず速くして。」

 

 

 

 

 

 

 

その後も、店長お墨付きの新人監視に配役された先輩は

その立場を利用するが如く様々な角度から指導された。

 

 

 

 

私は初めて、新人の禊を味わった。

 

 

 

これが社会に出るということか。。

 

 

 

 

 

まだギリギリ高校生だった私には少し辛い経験だった。

 

 

 

頑張っていても、一生懸命やっていても怒られることはあるのだ。

 

 

 

 

 

そう学んだ。

 

 

 

 

 

 

そのファミレスのバイト先では、愉快なバイト仲間のおかげで一年間は続いた。

 

 

 

 

 

 

しかしその先輩の最初の"速く"という一声がなかったら、たとえ一年間と雖も土日のランチとディナーを自分が先頭に立って回していくことはなかっただろう。

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれ以上に今分かることがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はあれから少し年齢も重ねて、他のアルバイトも経験をして

ここ二年間くらい自分が「教える」立場にある。

 

 

 

 

 

 

 

 

良くも悪くも、優しい先輩だと評されることが多い私は

 

後輩に対して怒ってイライラした態度を出すことも、叱責することもしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が怒らない理由は、めんどくさいから。

 

 

 

怒られた後輩にとっても、先輩である私にとっても気まずくなってしまうし、

めんどくさい先輩だと思われたくもない。

 

 

 

 

 

 

しかし愛のある指導者という者は、畏れられながらも時にムチでしばき倒すくらいの威厳がないと務まらないのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

それに比べると私は誰に対しても良い顔をしてきた怠け者なのかもしれない。

 

 

 

 

 

人と争うのはめんどくさいし、自分もしくは相手が傷つきそうになったら

 

その場から静かに去ってしまうことが多い。

 

 

 

 

 

怒られるのは得意だけど、怒るのは得意ではない。

 

 

 

 

良い先輩風をなびかせているだらしない先輩だ。

 

 

 

 

 

怒るのには体力も使うのだ。

 

親と喧嘩すると疲れるのと同じだ。

 

 

 

 

 

だからわざわざ貴重な体力を使って、然るべき説教をできる人は尊敬する。

 

ましてや相手は入って間もない、どういうやつかもわからない赤の他人の新人君。

 

 

 

 

 

 

 

いつから私は諦めるようになってしまったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今だから分かる怖い先輩の裏話。

 

 

 

ライオンキング(2019)超実写でもハクナ・マタータ!!!

 

 

 

昨日ライオンキングを見てきた。

 

フルCGのその出来栄えは見事であったし、字幕版の声優さんのキャストは黒人系の役者が多く、ナラにビヨンセを起用しているなどとても凝っている。

さすが天下のディズニー。

 

 

ただ最初から映像に違和感を感じた。

超実写というだけに動物、背景ともに大変繊細に描かれていたのだが、何かが足りないと思ったのだ。

 

 

違和感の正体は、ムファサが後ろを向いて歩いていく姿ですぐに分かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンバに背を向け歩くムファサの後ろ姿。

そこには野生動物なら本来あるはずの睾丸、いわゆる金玉様がついていない!

 

 

 

 

 

 

天下のディズニーもさすがにそこまでの演出はできなかったみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百獣の王のライオンについてないとなるとマヌケだ…(小声)

 

 

 

 

 

 

 

ネットで探したのだが、参考になる画像がなかったので安村でも張っておこう。

 

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安心してください

 

 

 

 

 

伝わらないと思うんだけど、こんな極端ではないがムファサがあそこを隠しているように見えるポーズが何回かあったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあしかしやはり安全牌のディズニー映画。

これからも子供たちに夢と希望を与えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(ないよね…?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダーウィンが来た!とかに出てくる動物はついてるよね?

 

 

 

 

 

 

 

それでもディズニーは大丈夫。

 

 

ハク~ナ・マタタ~♪(心配ないさ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ドライブBGM10曲】車中で流れる音楽が古すぎて…逆に盛り上がる

 

 

 

 

 

 

 

 

年に一回会うか会わないかの地元の友人とドライブに行った。

 

 

 

 

中学の同級生なので、高校生や大学生の頃の友人に比べると自宅が近いため、集まろうと思えばすぐにでも飲みに行けるはずだが、結局人数が集まるのは年に一回あればいい方である。

 

車を買ったから夏だしドライブに行こうとの誘いがあり、急遽5人が集まった。

初対面の人と会うわけではないとはいえ、久しぶりの友人との再会は少し緊張するものだ。

 

 

照れながら軽く「よっ」挨拶をし、緊張感の流れる車内には懐かしい面々が揃った。

 

 

 

 

助手席に座らせてもらえた私は、会話を盛り上げつつもバックで流れる音楽がとても気になった。

 

 

 

 

1.オレンジレンジ-「花」(2004)

www.youtube.com

 

 

…’’古くね?’’

 

確かにみんなが知っていて選曲も悪くないのだが、普段は洋楽しか聴かない私にとっては古く感じられて、なんだかしっとりしてしまう。

 

みんなも「古い、懐かしい~。」と文句を言いつつも、運転してくれている彼のスマホを車のBluetoothにつないで流しているので、しょうがないかと次の曲へスキップ。

 

 

 

 

2.ミスチル-「HANABI」(2008)

www.youtube.com

 

 

…うん。

 

あーあれね、コードブルーのやつね。サビの「もう一回、もう一回」でハモる曲。

 

こういうしっとり系の曲しか聴かないのかと思ったが、次に来たのが、

 

 

 

 

3.いきものがかり-「じょいふる」(2009)

www.youtube.com

 

 

 

これは盛り上がる!カラオケ行きたい!

 

だがしかし、古い…。

 

 

 

 

4.ONE OK ROCK-「Wherever you are」(2010)

www.youtube.com

 

からの

 

5.ONE OK ROCK-「完全感覚Dreamer」(2010)

www.youtube.com

 

 

 

まさかのワンオク縛り!?

 

後部座席ではシャウトしている者がいる。異様だがすごい。軽いヘッドバンまでしてる。

だんだんと盛り上がってきたころに、

 

 

 

6.嵐-「one love」(2008)

www.youtube.com

 

 

 

 

ドウミョウジ!!それしか出てこない!!

 

「百年先も、愛を誓うよ」

 

口ずさむ彼らを見て、君たちからそんな言葉が出てくるなんて…と心の中でツッコミを入れる。

 

 

 

7.Radwimps-「君と羊と青」(2011)

www.youtube.com

 

 

 

これはまさに世代的にドンピシャの曲である。

 

中二病という病に侵された中学生が男女問わず聴いていた。

 

 

 

 

 

ここで、だんだん懐かしい曲にも飽きてきたので、各々スマホから一人一曲ずつ好きな曲を検索して流すことに。

 

 

 

1人目

8.DA PUMP-「U.S.A」(2018)

www.youtube.com

 

 

 

安パイだ。ちょうど今流行っているshootdanceで盛り上がる。

 

ふたたびみんなのテンションに火をつけた。

 

 

 

 

2人目

9.あいみょん-「君はロックを聴かない」(2017)

www.youtube.com

 

 

 

確かに流行りの曲だが、みんなが知らないのでパス。

 

 

 

 

3人目

10.ミスチル-「シーソーゲーム」(1997)

www.youtube.com

 

 

 

えええ!?今流行りの曲で2連チャン続いたのに!?

 

見事な裏切りだが、私はそこで分かった。

 

 

 

 

それは、「古い曲は盛り上がる」である。

 

 

 

 

その後も、私が流行りの洋楽「shape of you」や「stay」とかを流しても、盛り上がるのだが、古い曲が来た時の‘’懐かしい感’’から湧き上がる、妙で異常なテンションには勝らないのだ。

 

 

毎日学校で会っていた当時とは違い、年に一回しか会わないのだから、音楽や趣味が人それぞれ違うのは当たり前である。そんな友人たちとドライブに行く際、BGMを選曲するのはなかなかに難儀な技だ。最近の洋楽ポップなんて彼らの中ではメジャーではなかった。

 

 

ゆえに、地元の友人と一緒に行くドライブだからこそ、綾香の「三日月」が流れた時、モンゴル800の「小さな恋のうた」が流れた時、車内には’’懐かしい感’’がマッチングして良い雰囲気を作り出すのだ。

 

 

 

ふむ…にゃるほど。

 

 

 

ドライブのBGMに迷ったらこの順番でかけるといいだろう。シーソーゲームでみんなが奮い立ってしまうだろうに間違いない!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初は馬鹿にしていたが、古き良き曲を選曲してくれた運転手の彼は素晴らしいと思った。

 

 

 

 

 

しかし、彼のスマホから流れたいちばん最新の曲はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」(2014)だった。

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は2014年で時が止まっているようだ。

 

そして彼は選曲していたのではなく、このプレイリストしかなかったのだ。

 

 

 

 

クレしん映画でシンハービールと出会う

 

 

シンハー・ビール(別称:ビア・シン)

 

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語源となっているタイの獅子(シン)をシンボルとし、タイ王室にも認められたプレミアムビール。

 

 

 

 

 タイ好きの知人の影響で、タイ関連のものについつい過敏に反応してしまうのだ。

 

 

 

 

 

そして昨日、Netflixクレしん映画を見た。

 

それがこちら。

 

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」(1994年公開)

 

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こちらは1994年に公開され、クレしん劇場映画シリーズの第2作目である。ちなみに、まだひまわりは生まれていない。

 

 

 

と、シンハービールクレしん映画に一体何の関係があるの?と思うであろうが、実はこの映画に、シンハービールが登場していたことが分かった。

 

私はクレしんが大好きで、たまに寝る前のBGM感覚で見ている。しかし、ブリブリ王国の秘宝は最後に見たのが何年も前だったので、その時は映画の中のシンハービールの存在には気がつかなかった。

 

映画を見てもらえば分かるのだが、シンハービールは、ホワイトスネーク団(敵)から逃れた野原一家が列車の中で食事をするシーンに一瞬だけ登場する。

 

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左に注目すると、少し切れているが''INGHA''の文字が…!!!!!

これはシンハービールに間違いない。

 

気付いた私は瞬時に映像を一時停止させ、その光景に感動した。

 

と同時に、小さな疑問が浮かび上がる。

 

 

 

 

果たして、なぜシンハービールがブリブリ王国の秘宝に登場したのか?

 

そして、ハイネケンとかカールスバーグとか、、もっと有名なビールはあるのに、なぜシンハービールなのか?

 

 

 

 

どうでもいいことであるのだが、「シンハービール×クレヨンしんちゃん」という(個人的に)夢のコラボを発見できた喜びと微かな疑問が拭えず、映画のことなんか忘れて食事のシーンでずっと一時停止。

 

考えた末調べると、その答えらしきツイートを発見!

 

 

 

 

 

ふん、にゃるほど。。

 

 

 

 

それにしても、タイ料理やタイ旅行が話題になって流行したのは、ここ10年くらいのことだと思うのだが、ブリブリ王国の秘宝が公開されたのは20年以上も前であって、もしかしたらクレしんはタイ流行を先取りしていたのか??とバカな発想をする。

 

 

 

 

 

クレしん映画は全シリーズ見ているが、もう一回見直してみるとまた違った楽しみ方もあるのかもしれない。そして、こんな感じで細部にまで遊び心があるのが、私がクレしん好きな理由である。

 

 

 

 

そういえば、最近しんのすけの声優が変わったが、弟がテレビ放送を見る毎に、「まだしんちゃんの声に慣れない。」とさみしげに呟いている。